雄光逸馬堂

日本人学校がたくさんある街にある、先生の思い出のお店。
なんだかぐっと雰囲気のある空間で、使われているすべての調度品にこだわりや思い入れがありそうな居心地の良さ。


気楽に高山茶を飲みながら家庭料理が食べられる。定食スタイルで、数種類のお肉・魚料理の中から主菜のみ自分で選ぶ。私は白身魚?にしました。

白身魚の豆豉蒸し、白菜炒め、胡瓜とエリンギの和え物、卵豆腐、とうもろこしとごぼうのスープ、ご飯。
どれも優しい味で、味つけも塩加減もちょうど良くて本当の料理上手の料理という感じ。(昔行ったウー・ウェンさんの教室での試食を思い出した)

胡瓜とエリンギはめずらしい組み合わせなのだけど、薄く切るとしゃきっとした食感とこりこりした歯応えが楽しい。酸っぱいとも甘いともなんとも表現し難い台湾味でした。
ごぼうの土色が染み出すまでじっくり煮たであろうスープも身体に沁みるし、ほんのり甘いそぼろがのった卵豆腐も美味しかったな。豆乳入りの茶碗蒸しのような少し弾力がある独特の食感で、どうやって作っているんだろう?と興味津々。


店主のご夫婦もとってもチャーミングで素敵でした。
来年の1月でお食事処としての営業は辞めてしまわれるようで残念ではあるのですが、一度でも足を運ぶことができて良かったなあと感じたお店。誰かの記憶の中の特別な場所で一緒に過ごすことができるって幸せだなと思う。




食後は中山に戻り神農生活で食品土産を見てまわり、誠品書店で必携書を入手したり。(半年分は買い物した気分!)

美と健康ドリンク。左は白きくらげ、右は薄甘酵素?微炭酸



ついに明日はこの快適な部屋ともお別れ。ようこんだけ買ったなあ、と思いながら荷物を整理。

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

2件のコメント

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