村上雄一展 小慢茶会

来週も京都行くんだけど、流石に家から3分の場所でお茶会があるなら参加するでしょ。



金木犀シロップの芋圓

哂紅 雲南紅茶よくあるこってりではなく、かなりフルーティーで鼻に抜ける軽やかさ

アーモンドクッキー パイナップルケーキのようなチーズ入りのしっとりした生地

新作の茶壷 村上さんのスタンダードにされたい形だそう 優しい米色が岩茶にぴったり

紫米のお汁粉

ぐつぐつと煮出してあった熟普洱
小指の先ほどのこの茶杯で全身が満ち足りる感じ

1996年の老酒 アルコール度数??度をぐいっと煽る ピーナッツとの組み合わせが定番だそう

最後に白茶


京都の教室ではあれこれ書き記すのに必死ですが、今回はお茶会ということでリラックスして楽しめた。


“茶 歳月 生活 茶會”というテーマに則って、会が進むにつれて老成したお茶に移り変わる。
若々しい緑茶から最後は年月を経た普洱まで。

老酒を飲み干せばまた生まれたての赤ちゃん、白茶の香りに戻ってくる。こんな人生なら何度でもやりたい。


今まではその季節に飲みたいお茶(春なら緑茶、夏は白茶、秋は烏龍茶、冬は黒茶というような)を組み合わせて茶譜にするのがお茶会としてイメージしやすいような気がしていたけど、こういうのもありなのか…と新鮮な気持ち。

今ここ、じゃなくて今でもなくここでもない何処かに思いを馳せてお茶を淹れるのもまた良いんだな。


作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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