スープカレー風

汁気のあるカレー味のスープ的なものが食べたいとリクエストされる。それはカレー鍋?と聞いたら違うらしい。

別皿に盛るのではなく、ご飯にあえてスープカレーをかけたようなものが食べたいらしい。よくわからない。


伊勢丹のサイトで朝岡スパイスの人が紹介しているレシピで作ってみる。
骨に切り込みを入れた手羽元を焼いてから煮込む。
玉ねぎはなし、トマトもなし、ピュレ状にしたセロリが入るのが特徴的。カレーっぽいスパイスはクミンだけで、あとはイタリアンハーブミックスを使う。それは無いので適当にブレンド。

パプリカパウダーたっぷりなので、茶色というより赤い。
黄色を足したくてターメリックを入れてみたけど依然として赤い。
もう少し土っぽさというかカレー感が欲しくて、ガラムマサラも足しちゃう。

骨つきの肉は久しぶりに買ったけど私にはちょっときつい。でもこんなにシンプルな作り方で十分な旨味が出ているので骨の力がやはり大きいということは認めざるを得ない。
肉はいらないけど出汁は欲しい。鶏ガラでも煮込むか?


素揚げした野菜はかぼちゃ、人参、ごぼう、じゃがいも、ピーマン。あとはゆで卵をトッピング。盛り付けは主人がやってくれました。

早稲田の東京らっきょブラザーズというスープカレー屋さんに一度だけ行ったことがあるのだけど、ライスの上に海苔がのっていて驚いた記憶がある。
スパイシーなカレーと磯の香りの海苔、不思議な組み合わせだけどなぜだかやたらと美味しい。
何枚も海苔を追加しながら食べる。

それにしてもなんとなくで作ってみたけど、意外とそれっぽい味になって面白かった。カレースープはひとつのフライパンで作るのそんなに洗い物も出ないし、時間も全然かからない。

彩も良く、野菜を食べた気分になれるのもポイント。
夏の料理したくない日はテーブルマークの丹念(冷凍うどん)と色々天ぷらが定番だけど、冬はその枠でスープカレーを作るのもいいかもしれない。

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

コメントする

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA