蒸しラムしゃぶ

妻が帰省中で暇なのでブログを乗っ取る。

イーヒヒヒ…………。

イオンの火曜市で鮮魚が激安だったが、ジャンクな気分なので冷凍ラムしゃぶ肉ともやし、ベルたれを買って蒸ししゃぶにする。

ベルたれ、こんな旨かったのか。

玉ねぎの辛さと甘さが鮮烈で、タレとかソースというより醤油ベースのマリネ液のような感じだが、ラムのこっくりした甘さと調和が取れている。

俺はジンギスカンと言えば松尾(予めタレに漬け込んである肉)だったので、実はベルたれの世話になった記憶は殆ど無いし、「凍ったペラい肉のつけダレ風情にソウルフード面されても……笑」 みたいな印象が正直なところだったが、ここまで潔い味とは知らなかった。やるじゃん。

ローカル文化に敬意を表してタレの残りでラーメン。湯を足すと急に甘くなるのでにんにくと胡椒で調整。
竹岡式とかいう調味不在ラーメンよりは遥かにまともな味がする。

ところで、ベル公式サイトのジンギスカンの歴史ページが、日本における緬羊の発祥から記述を始めていて壮大だった。「ちなみに〜」の直後に「余談だが〜」とか書くな。

https://www.bellfoods.co.jp/learn/genghiskhan/

このへんとかはもう『羊をめぐる冒険』から逆輸入してそうな……。

1918年(大正7)には100万頭増殖計画を実施、1935年(昭和10)には中華事変、第二次世界大戦などにより軍需羊毛の自給のために緬羊飼育が国策として奨励された。
ちなみに、日本の歴史に羊が登場するのは、日本書紀の中で「559年(推古7)の秋9月の癸亥の朔に、百済が駱駝一匹・驢(ロバ)一匹・羊二頭、白い雉一羽をたてまつった。」という記述が残っている。

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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