蕪木

まーたずっと行ってみたかったシリーズの蕪木です。気が向いたので30分弱ぐらい歩いてみた。
うーん、何というか人気が出るのも当然だなあと感じました。とても趣のあるお店。でも居心地が良いし、何よりコーヒーとチョコレートが大変美味しかった。こんな素敵なお店の常連だったらどんなにいいでしょう、と思わざるを得ない。
待ちが出るというわけではないけど、ひっきりなしにお客さんが来ていました。

コーヒーは通ぶって(?)シングルオリジンのイルガチェフェに。苦味と酸味が同じレベルの強さ。青りんごのような爽やかさと少しスモーキーな香り。
コーヒーの味にはまったくこだわりが無くて、今まで外で飲んだコーヒーで美味しかったのは軽井沢の円山コーヒーと札幌の森彦のコーヒーぐらいですが、久しぶりに美味しいと思いました。美味しいコーヒーって立体的な味がするんですね。無心になって飲んでしまった。

チョコレートはヴァローナのマンジャリの酸味をほんの少し和らげたような味。口溶けはいいけど、後味にざらっとした渋みが残ってコーヒーと合わせても負けない。基本的にコーヒーと同じトーンの香り。
合わせることで互いに新たな良さが出る、というよりは地続きの味を重ねることでより深みが出てくるような感じ。
この組み合わせは白雪姫の森の毒林檎って感じです。
今度はホットチョコレートを飲みたいな。銅鍋でホイッパーで立ててくれるの。でも、コーヒーゼリーもいかにも涼しげで梅雨時にはぴったりだろうな。あんなに美味しいコーヒーをデザートに仕立てたらどんな風になるんだろう?

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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