南部料理の夕べ

我が家の本棚に並ぶそこそこ多くの料理本は、一冊を除きすべて私が持ち込んだものです。
で、その一冊というのが、アンダーソン夏代さんの「アメリカ南部の家庭料理」。これはフォークナーに強い影響を受けた主人が、大学時代に図書カードか何かで購入した立派な本。
その中からフライドフィッシュとグリーンビーンズ。

大きな鱈を切り分けて、コーンミールと中力粉、塩胡椒、ドライタイム、チリパウダーで作った衣をつけて揚げる。薄めの衣だけど、コーンミールの香ばしい感じはしっかりある。レモンを絞ったり、ビネガーをかけて食べる。ホットソースがあれば尚よかったかな。

グリーンビーンズは、ソルトポークを出汁にしてさやいんげんをくたくたになるまで煮る。ソルトポークはかなり塩気が強いので味加減が難しかったけど、滋味な美味しさでした。これが付け合わせとは渋い。

おまけでオニオンリングも。これは南部料理の本に載っているわけではないけど、ついでに。ずっと家で作ってみたかった。
衣は強力粉、卵、炭酸水、ベーキングパウダー、塩胡椒。さくっと軽くて意外と天麩羅っぽい衣。モスバーガー風?
外で頼むとオニオンリングってちょこっとしか出てこないけど、家で作ると好きなだけ食べられて嬉しい。耳付きのお皿に文字通り山盛り。

バドワイザーと。たまにはこんな食事も楽しいですね。

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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