丸一日空いている2日は奈良散策。
ずいぶん人も増えたけど、それでも京都なんかよりははるかにまし。
冬は鹿は全然いないので安心。(近くに寄ってくる鹿は結構怖い)
母お気に入りのコンフェクションのバゲワッサンがとても美味しいので、主人にもぜひ食べてみて欲しいと思ったのだけれど、お正月なので福袋中心の特別営業で買えず。
(帰ってからパンの福袋5,000円の話を父にしたら当然一笑に付された)
何も買わないのもつまらないので、単品で販売していた黒豆パンの白餡バターサンドをおやつに買って猿沢池のほとりで食べる。
実にお正月っぽい素敵な組み合わせですが、イズニーバターの特徴ってなんなんだろう?

池の外周は特に面白くもないコンクリートがぐるりと囲んでいて、ベンチみたいに座って過ごせるので
程よく人がいる。亀は冬にはまったくいない様子。
この池は年中緑色で、向こうに五重塔を望むことの他には全然見どころもないと思うけれど、七不思議や伝説は色々あるようです。浪漫ある〜
それはさておき、外で座ってパンを食べることができるということに感動してしまった。こんなのって久しぶり。外はなんて楽しいのか。
さて、あの近辺のデイリーヤマザキでは、どういうわけか舶来品と呼ぶのが相応しいような心ときめくフレーバーの煙草が色とりどり揃っている。(その昔We heart itでよく見かけたソブラニーもある)
その様子も主人に見せたかったのだけど、(気が向いたらチェリーやココナッツ、カカオフレーバーの煙草を買おうと思っていた)お正月なので休みだった。



これも主人に見てみてほしかった奈良ホテルに入り、ちょっと散歩する。
非常に趣のあるクラシックなホテルで、どういう機会なのかまったく想像はつかないものの、機会があればぜひ泊まってみたいところ。(茶粥はちょっとねえ…と母談)
そうそう奈良に行ってくると母に言うと、偶然家にあった街歩きリーフレットみたいなのを見せてくれたのだけど、その中で紹介されていたお土産で最も心惹かれたのが柿寿賀。
柚子皮の甘露煮を芯にして干し柿で巻きあげたお菓子で、3〜5ミリに薄くスライスして食べるらしい。乙ですね。これはお茶にぴったり、チーズと合わせて食べても絶対良いでしょう!と思い、お店に行ったのですがお正月休みでした。
まあ奈良には普通にまた来ると思うので次の機会に。
じゃあこちら、と堀内果実園であんぽ柿を購入。
たいして柿は好きではないのであんぽ柿も初めて食べたけど、こんなにふっくらジューシーな食感だとは。生の柿より遥かに好み。凝縮された甘みで、白カビチーズと相性抜群でした。この時は売り切れ?だったチョコがけのものも気になる…
夕方、入館するには遅かったので奈良国立博物館のミュージアムショップだけ見たけどかなり充実していて真剣に買い物。中でも漆器風のジュエリーボックスと手鏡、小さいお盆がすごく可愛くて悩んだ挙句全部買ってしまった。
地下回廊の展示スペースでは、仏像制作の過程や仏さんのポーズによる希少性が解説してあったりと興味深かった。ほとけさまに服を着せよう!というワークショップもやっているようです。なんか面白そう。
ちなみにこの時の特別展示は「新たに修理された文化財」でした。渋っ。
高速餅つきでお馴染み中谷堂の餅も食べたし、十分満足したので帰ろうかと思ったけれど、1月2日なのでピザが食べたい。
例年1月2日は弟がピザを所望して買いに出掛けていたのだけど、近年は会社の忘年会?でたらふくピザを食べるらしく、もう買ってきてくれないので少し残念なのです。
出先で食べとくかー、と駅ビルのサイゼリヤでコーンピザとティラミス、プリンの盛り合わせで一息つく。(おせちは1日でいいわ)

駅ナカの奈良名産品ショップにファミリアと近鉄のコラボ商品が。
神戸の女子学生の定番レッスンバッグはやはり永遠の憧れでしょう!
私が通っていた学校では指定外のサブバッグを持つのは禁止されていたけど、こっそりこのバッグを持っていた人もいたなあ。(しかし近鉄ってのはちょっといなたいねぇ。)
家の最寄り駅まで30分もかからないかも?楽々帰る。
泊まる値打ちがあるかはわかりませんが(あるよ)、この近距離でたまに散歩しに行くにはなかなか楽しい奈良です。