茶園でひたすら東方美人の飲み比べをした後、そこのご主人に勧めてもらった食事処で昼食。店内はだだっ広くいかにも長閑、私たちの他には一族郎党合わせて20人ぐらいの人々が2、3の円卓に分かれてがやがやと食事をしていた。

客家料理のお店だそうですが、いまいちピンと来ない。台湾在住の方に聞くと、香辛料は控えめで薄味だけどご飯に合う感じ、日本人も食べやすいと思う、とのこと。
セルフサービスで冷蔵庫から飲み物を取ってくるやいなや、どんどこ料理が運ばれてくる。
スープの大鉢が2つ、茹でた鶏、角煮のようなもの、酢豚のようなものなど。
なんともどす黒いスープをよそおうとした人の方から驚きの声が上がったので何事かと思ったら、鶏のとさかが入っていた。しかも丸のまんま。(具というよりは味出しのため。食べた人曰くなんの味もしないらしい)
別に平気派とちょっと遠慮したい派に結構真っ二つに分かれたけど、私はもちろん後者。
もう一方のスープは青菜と白玉で、そっちは美味しくいただきました。
その後も青菜炒めや小さな海老の唐揚げ?なんかが来て大宴会(だれも飲んでないけど)の様相を呈す。ちなみに特に私たちは何も注文していないので、人数に合わせた品数を出してくれていたのか?
しかしながら台湾通の人々によると客家料理にしては食べにくいというか、田舎の料理という感じだそうです。