ウェイルー。日本人がみんな好きな白菜鍋のお店だそうです。台湾人のお客さんはぎらぎらしている人が多いらしい。集合住宅?の1、2階にある少し綺麗めなお店。

2階の個室に通され、大きな円卓をぐるりと皆で囲む。お店の人がまず小菜やお茶を持ってきてくれるので、食べたいものを取ってしばしつまむ。しばらくするともくもくと湯気の上がる銅鍋がどーんと登場。すごい迫力。
元々のスープには細かく刻まれた白菜漬け、豚肉、蟹などが入っていて、旨みが出てるのかなと思いきや飲んでみるとまだかなり酸味が強くてびっくりするほど。皆酸っぱい!の顔をしていた。ここに追加で肉や野菜、豆腐など具材を足していくシステム。
あれこれと注文した具材が煮えるまで待つ間、お椀を手に持って部屋の外に移動。このお店の醍醐味らしいたれ作り。

こんなに沢山の調味料壺が並んでいる中から好みのものを混ぜる。醤油、辣油、麻油、蝦油、酢、砂糖、芝麻醤、紅腐乳、生の唐辛子、刻み葱、香菜、にんにく、生姜など。
最初はさっぱり系のたれで楽しんで、後半芝麻醤なんかのこってり系で食すのもよし、薬味大好きなら香菜を別の椀に山盛りにするのも良し。
私はこのお店に来たことがある方に一番美味しい!というブレンドでたれを作ってもらいました。紅腐乳がいい仕事してる感。結構酸味が効いている配合なのだけど、鍋自体の酸味とぶつけると不思議と深みが増すような。
おすすめしてもらった魚団子、いか団子、湯葉が美味しかったなー。移動が多くて少し疲れていたけど、白菜の酸味で胃もすっきり、唐辛子と熱々のスープで体も温まって食後は大満足。
前回台湾に来たときは3人だったので小吃的なものしか食べられなかったけど、今回は大人数ならではのダイナミックな?食事を経験することができてとても楽しかったです!

