茶室/茶藝室 池半

お茶飲みに行こうと思ってお茶飲める場所が選び放題なのが京都の素晴らしいところ。
日本茶のみならず、中国茶のお店も近年把握できないぐらい増えてきているような。
今回日程が合わず小慢には行けなかったので、雑誌で見て以来気になっていた池半さんを予約。
(えらい大仰なpouyuenjiもそのうち行きたい)


清水五条、初めて来たけど観光客もおらずかなり落ち着いたエリアですが、レバノン料理やスパイスカレー、お洒落な文具屋さんなんかもあるようです。
鴨川沿いに並ぶ建物の一軒が鴨半というお宿で、そこに併設されているのがこの茶室。


一棟が喫茶のためだけにあって、自分たちと店主の一対一なわけだからこれは贅沢。
かなりの数の茶葉を見せてもらって3種類選ぶ。後で気づいたのだけど、こういう時いつも同じようなお茶を選んでしまう。白茶、高山烏龍、蜜香紅茶。せっかく日本で作られた白茶などめずらしいお茶もあったのだから1種ぐらいは冒険してみればよかったかも。

そしてここの店主さんも小慢さんに師事されている方でした。色々な人が淹れるお茶を飲んでおいで、と先生にアドバイスされてからあちこち行ってみようと思うのだけど、やはり日本における小慢さんの影響力は絶大、ということで…


最初の2種は淹れてもらい、3種目は2階に上がって自分で淹れるというスタイル。時間に緩急があっていいかも。
窓がある2階はすぐそばに流れる鴨川が感じられて涼しげ。(実際には倒れそうになるぐらい暑いのをしばし忘れられる)

お茶うけはドライマンゴーと筍の煎餅、デザートに黒胡麻の湯圓。


そういえばこの間の教室で味と香りを言語化することに並々ならぬ情熱を注ぐ方にお会いしたのだけど、その姿勢は見習いたい。
私の場合良いお茶を飲むと心身供に寛ぎすぎて言葉を見つけることに気がいかなくなりがちだけど、それだと後から思い出しにくいので…

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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