六花亭の帯広本店と札幌本店にはその名も極楽というお得意さま専用ラウンジがある。
“日頃のお引き立てに感謝し、しばし寛いで頂こうと「旬と瞬のメニューをご用意しております。」”とのこと。
商品を購入することで貯められるポイントと引き換えに入室できるのだけど、当初は周年にちなんで86ポイントだったのが150、200、300とどんどん上がっていき、ついに2024年10月1日以降450ポイントが必要に…
一人ならともかく、二人分900ポイントは全国にお中元でも発送しない限り相当厳しい。
なんとかその前に滑り込みたいと思ってポイントを貯め、無事予約も取れたのでレポート。
六花亭の札幌本店は10階建ての自社ビルになっている。1階が販売、2階が喫茶。
そこまでしか知らなかったけど3・4階はヤマハミュージック札幌店、5階がラウンジ極楽、6階10階はふきのとう・きたこぶしホール(この日は子供ピアノコンクールの予選が行われていた様子)、9階には鮨 田なべとモリエール・カフェ。
開始の11時半にラウンジに着いてみるといささか素っ気ないぐらいのスペースで、特に何かアナウンスされるでもなくぬるっと始まる。各人がビュッフェ台に並び好きなものを好きなだけよそい、後のメニューは出来上がり次第テーブルにサービスされる(言えばおかわりも可)方式。
お品書きは以下の通り。
飲み物は自家製シロップのジンジャーエール、みかんジュース、烏龍茶、コーヒー、紅茶。
一通り取ってきてさあ食べようかと席に着くと早速温かいチーズクッペがサーブされる。
喫茶室ではビーフシチューとセットにしたりできるお馴染みのクッペですがやはりこのさくさく感は唯一無二。チーズ自体も美味しいものだし、この組み合わせは間違いない。本当に軽〜いのでスナック感覚。
個人的にヒットだったのがコンソメのジュレを浮かべて食べるお洒落なスタイルのヴィシソワーズ。
じゃがいもの優しい甘さと生クリームのコク、ひんやりした喉越しの良さがなんとも美味しくてたっぷり2杯飲んだ。(スープ・飲み物系には気をつけろとのアドバイスを見ていたにも関わらず)
温州みかんシロップの杏仁豆腐も飲み物枠。果実の香りのシロップと大ぶりにカットされた穏やかな風味の杏仁豆腐。
極楽といえば、の極楽ロールは生地のふわしゅわ感が魅力。軽いのだけどしっかり旨みがあってこれぞ素材の良さを活かしたお菓子、という説得力がある。
焼きたてクロワッサン!なんという端正なルックス。外側の食感の良さはもちろん、中が美味しい!小麦とバターのリッチな甘さがこれでもかというほど主張して鼻に抜けていく。ぱりぱりに気を取られがちだけど、クロワッサンの本質は内側の生地なんだな、と思わされる。ヴィシソワーズとの相性も抜群で食べ終わりたくないぐらいでした。(2個食べている人も多かった)
高名なパセリカレー。家で作るのよりもトマトが控えめでよりパセリの清涼感が強いかも?ここで米粒を食べてなんとなくほっとする。(米自体も一粒一粒がしっかり立っていて美味しかった)
生パイ(マンゴー)。サックサク ティラミスミルフィーユでお馴染み、私の大好きな枕みたいな形でほろほろ崩れるパイ生地。マンゴークリームに生のマンゴーも入って贅沢。烏龍茶と合う。
んー、大満足でした。こんなものまで?と六花亭の底力を見せつけられた気分。(帯広ではそうめんとかカツライスとか出るみたいですが)
周りは慣れたお客さんが多い印象で、一人で来てクッペとヨーグルト2つ、あとは色々平らげてそそくさと帰る人もいたり。一応利用は11時半から13時半までなのだけど、私たちが一通り食べ終えたのが12時半頃でそのぐらいの時間に退出していく人も多かった。皆お得意さまなのか。
いつになるかは不明ですが私もまた行きたいな。今度は帯広で。
ラウンジ極楽!!
楽しみにしていました!
マンゴーの生パイに烏龍茶を合わせるのかー🤔勉強になります✨
そしてクロワッサンは内側!!わかるー❤️わたしも内側が重要!ヴィシソワーズ、、、🥰ぜひとも音声ありでも感想ききたいです🐻六花亭通販しようかな、
ついに行けました☺️これで一安心、ちょっと柳月とかに浮気しちゃおうかな〜と思っていたのに既にまたポイント貯まってきてます。笑
さおりさんもポイント貯めてぜひ一緒に行きましょ、笑