森のスパリゾート 北海道ホテル

元々私が愛読していたブログでこのホテル内の天ぷらのお店が紹介されていて、お食事のみならずホテルの居心地も素晴らしいということだったので一度泊まってみたいと思っていた。


思いの外街中にあって面食らうけれど、十勝産レンガの落ち着いた赤が印象的な建物。
ナラの木の階段に広々とした吹き抜けがあって中はゆったりした雰囲気。

館内のあちこちに面白いポーズをとった木彫りの熊。



客室は2棟に分かれていて、露天風呂付きやサウナ付き、メゾネットなど色々種類があるのだけど今回はアールデコ様式の日高ウィング、デラックスツインのお部屋に滞在。
木製の家具が多く、温かみがあってレトロな感じのインテリア。

おおよそホテルの客室についているテラスとは思えないほどの広さ。今は咲いてないけど、紫陽花?も植っている。

夜は今まで見たことがないぐらい沢山の星を眺めることができた。
朝は日光浴、鶏のさえずりを聞きながらお茶を飲んだりと、存分に楽しみました。


部屋の面積もかなり広くて、使わなかったけどバスルームが完全に居室から独立しているのには驚き。



この辺り特有のモール温泉(太古に地中に埋もれた植物が黒炭に変化する過程で生じる有機物が地下水に溶け出した温泉だそうです)で疲労回復。
温度が私にはちょうど良くて、普通のお風呂、ジェットバス、露天風呂と行ったり来たりして長風呂できた。

ちなみにサウナは勝手がわからないので入ってないです。でもサウナが人気のホテルみたいなので入ればよかったなーとちょっと後悔。サウナに同行してプロセスを教えてくれる友達とかがいるなら行きたいけど、そんな人は思い当たらない。


朝食は和、洋、スープカレーの中からお好みで。(ルームサービスは多分ない)
ご飯のお供が魅力的な和朝食にもかなり心惹かれたけど、スープカレーにしてみた。ホテルの朝カレーかなり好きなので…

これがすごく美味しかった。鶏の旨みが溶け出したさらっとしたスープに、細かく刻んだ野菜や豆がたっぷり。旅の野菜不足がこれ一食で解決できそう。

添えられたチーズと豆のピクルス、でーでーぽっぽのヨーグルトも抜かりなくレベルが高くて満足度高い。
主人は洋食。デニッシュを少しもらったけど、こちらもリッチで正統派の美味しさ。

飲み物やパンのトーストはセルフなので少しカジュアルな雰囲気、サービスも気さくでお庭を眺めつつのんびり寛げました。


食後はコーヒーや紅茶をテイクアウト用のカップにもらって散歩。ロンネフェルトのアールグレイ、香り高い華やかさに感動。意外とロンネフェルトの紅茶は初めて飲んだけどこんなに美味しいのか。

庭には鳥の巣箱、残念ながお目にかかれなかったけどエゾリスもしょっちゅう顔を出すらしい。
桜が少し残っていた。


建物も部屋も温泉も食事も、すべて大満足で素敵なホテルでした。ぜひまた泊まりに来たい。(今度は天ぷらも)

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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