空港で飛び立つ飛行機を眺めながら食べようと母が用意していたお気に入りのマロンパイ、思ったよりも時間に余裕がなかったので結局持たせてくれた。
いやーこんなにしょっちゅう飛行機に乗っていたらいい加減慣れたわ、とそろそろ言えたりして?とほんのり期待していたけどやっぱり駄目。
特に日が暮れてからのフライトは怖い。機内の照明も落とされるし。
気流の影響で揺れることがありますと宣告された時の気持ちは、採血の直前にちょっとちくっとしますよ〜と言われる時と同じ。苦虫を噛み潰したような顔をせざるを得ない。
パイはとっても美味しかった。栗なのに一年中販売されていることを母は訝っていたけど。
でもやっぱり飛行機の中で飲食するのってそんなに楽しくないんだな。新幹線の中で何か食べるのはあんなに楽しいのに。CAさんが常に乗客に気を配っているのが感じられるからかもしれない。
