ベーカリー栞

昨日は天気が良かったので西28丁目方面へ散歩に出る。
前から行ってみたかったベーカリー栞。とても札幌っぽい古ビルの1階にひっそりとあるパン屋さん。

広々とした作業スペースでパイを折っている手元が丸見えなのが面白いレイアウト。むしろ販売スペースの方がこじんまりとしている。

店主さんは富ヶ谷のルヴァンでパンを焼かれていた方だそうです。(私も名前だけは知ってるぐらい有名なお店)
なので天然酵母を使った飾り気のない見た目のパンが並ぶ。よく焼けた色が見るからに美味しそう。こういったパンは久々に見たような。

今回はシンプルに食パンとクロワッサン、そして目に留まったバナナブレッドを購入。
(他にもカンパーニュ、玄米キッシュやあんこパイ、胡桃と蜂蜜のパイなど気になる物が沢山)

紙袋にまとめたパンを手渡してもらった時、そのずっしりとした重みにびっくりする。そんなに買ったっけ?他の人の購入品を間違って受け取ったりしていやしないかと若干心配になったぐらい。でも良い手応えだ。

翌朝盛り合わせに。
食パンはかなり酸味が強く、咀嚼するとじわじわと甘みが広がる。これは食パンにカテゴライズされるパンではないと思うけど、美味しいことには変わりない。
一口目に思ったことは、あ、パークレットの食パンに似てる。カシューナッツバターがたっぷり塗ってあるの。
あれに倣ってチーズやたっぷりのバター、アボカドなんかの油脂分を合わせてバランスを取りたいところ。

クロワッサンは一層一層の重なりがはっきりと感じられるばりばり感。バターはかなり控えめでみっしりと小麦の香り。
それだけで食べるよりも、リッチめなポタージュのお供なんかに良さそう。

バナナブレッドが個人的にはヒット。バナナの自然な甘さと香りをアシストするように加えられた控えめなココナッツがテクい。最小限の要素で完璧にまとまった味。また食べたい。

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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