田中博子さんのパウンドケーキの本より和栗のパウンド。
栗の季節になると作らずにはいられないほどのお気に入り、と書いてあって、ぜひとも作ってみたかった。
茹で栗に砂糖と牛乳、バターを加えて作るペーストを生地に混ぜ込み、さらに丸めて生地の上にぽんぽんと置いて焼くのが面白い。栗づくし。
生地はアーモンドパウダーが入り、卵黄も多めでしっとり。少しめずらしいのはコーンスターチが入るところ。ほろっとするかな。
栗とラムは抜群の相性。どっしりと重みのある香りの掛け合わせ。
田中博子さんのレシピはかなり好みみたいです。夏に作ったショコラジンジャーパウンドも洒落た味だったな。王道の美味しさもありつつ、洗練された雰囲気もあるのが素敵。
カットしてお正月に実家に持っていったのだけど、好評で嬉しいかぎり。きめの細かさを褒められた。