萬来亭

写真が食べかけで失礼。
自家製麺で有名な萬来亭で夕食。

・きゅうりと枝豆の和え物
・大海老のマヨネーズソース炒め
・薺菜と豚肉入り上海ワンタン
・叉焼、葱入り冷やし和え麺(バンメン)

上海料理のお店は恐らく初めてで、”らしさ”が感じられそうなものを頼んでみた。
とにかく甘い、淡白、海鮮系ぐらいのイメージしか無いのだけど。
そんな話をしていると主人に、我々もこれからは地方による料理の特色を把握した上で云々と言われたので、もう少し勉強していきたいですね。
とはいえ、普通の日本人である我々が自力で中国大陸の味について知るには当然限界があると思うので、そこは主人に広州に駐在してもらうしか無いですね。

さて、料理は本当にすべて美味しくて大満足。
きゅうりと枝豆はにんにくが効いていてビールとの相性抜群。叩いたきゅうりは青くささが抜けて味がよく染みていて、きゅうりがそんなに好きではない私も平気。

海老は弾力のある食感と厚めの衣で存在感たっぷり、そこに甘いマヨネーズは間違いない美味しさ。白炒り胡麻がぱらりと振られているのがめずらしい。

ワンタンは薺菜(なずな)入りであっさり。塩味も穏やか。スープの塩分で食べる感じ。家庭的で優しい味。

そしてバンメンがとても美味しかった。
叉焼、葱、麺を胡麻だれで和えたシンプルな料理。たれは胡麻だれと聞いてイメージするような濃厚なものではなくて、スープにほんの少し胡麻とお酢を足したようなさらっとしたもの。
麺自体の味の良さが感じられるので、このあっさりしたたれがぴったり。

看板料理は上海焼きそばのようで、他のテーブルでは皆頼んでいた。焼きそばは太麺で、そっちも気になる。
味のある店内の雰囲気も好きだし、ぜひともまた行きたいお店。

作成者: sumi

趣味は料理の本を眺めることです

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