横浜の有名なお菓子といえば、私の中ではラムボール。
恐らくEテレ「グレーテルのかまど」で紹介されていたのを観て知った。
初めて食べたのは確か3年ぐらい前。ホテルニューグランドのザ・カフェで。すごく自分好みのお菓子でうっとりした記憶があります。
喜久屋のラムボールはずっと気になってはいたものの、なかなか食べる機会がなかったのですが、ついにその時がやってきた。両者は結構雰囲気が違います。以下感想。
<喜久屋>
チョコレートのデコレーションに個体差があって、手作り感があふれる。
外側のチョコレートコーティングに厚みがあって柔らかく、口溶けがよい。中の生地はしっとりしていて、強めにラムが効いている。ラムレーズンが多め。
全体を口に入れた時の一体感がある。甘さは意外と控えめ。
<ニューグランド>
ボールというよりはややドーム型寄り。つやつやしていてトップには金箔が輝いている。
チョコレートのコーティングは薄めで、フォークを入れるとぱりっと手応えがある。内側の生地は水分量が少なめで、みっしり詰まっている。ナッツの存在感があり、食感にアクセントがあって楽しい。(調べてみたらプラリネ、バタークリーム、シナモンなんかが入っているようです)
喜久屋のものよりラムの香りは控えめ。甘さはしっかり。
「ラムボール」という名前がしっくりくるのは喜久屋の方かな。ニューグランドのは完成度の高さ故に一種のケーキという感じ。