どら焼きっていつも実家に人からいただいたものがあって、やたらと大きくてとにかく甘いというイメージで全然興味がなかった。
が、どら焼き好きの主人に付き合って色々なお店のものを食べるうちに美味しさがわかるようになってきた気がする。
この間、平日の11時頃に清寿軒の前を通ったら「どら焼き完売しました」の看板が出ていて、こんなに朝早くでも買えないのかーと驚いた。のだけど、今日三越前にワクチンを打ってもらいに行った帰りにふとお店を見ると、「どら焼き販売中」の看板が出ていて目を疑ってしまった。
ただし大判の方は売り切れていて、あったのは小判の方だけ。
小判どら焼きは大判では大きすぎるという向きに、後から生まれた商品だそうです。大判は2枚の皮で餡が挟まれているけど、小判は1枚の皮を折りたたんで餡が挟まれている。小判といえどもかなりの重量感。
食べてみると皮がたっぷりの餡に負けてないところが良い。絶妙な厚さの皮はかなり焼き目が強くて香ばしく、重曹の苦味も少し感じられる。
餡は大粒の豆の存在感がしっかり。どら焼きらしいしっかりした甘さと、くどくない後味を両立させた味の加減。
主人もこれは人気になるのがわかると大変喜んでいました。
消費期限は4日間で、もう一つ買ってあるので作り立てと馴染んできた頃の食べ比べをするのが楽しみ。そして大判も気になる…